上毛新聞社【新春トップインタビュー】に社長が掲載されました。

【上毛新聞社】2021年新春トップインタビュー

時代即し細やかに対応

三髙電機社長 髙橋 宏道氏

 三髙電機は1989年に創業しました。キュービクル式受変電設備、動力盤、分電盤、制御盤など、さまざまな電気使用状況に応じた配電設備の設計・製作から現地工事まで、創業以来、電気の心臓部を担う業務を行ってまいりました。時代に応じて多種多様の製品が求められますが、そうした要望に細やかに対応できるのがカスタムメーカーの強みです。

コロナ禍の昨年は、子ども向けの野球教室や各種イベントへの参加など、対外的な事業が一切できませんでした。このような状況だからこそ再度基本に立ち返ることが大事だと思い、あいさつ・礼儀・礼節を徹底するようにしました。お客さまや取引先に対してだけでなく、従業員同士でも改めて取り組んでいこうと勉強会や朝礼で呼び掛けました。

今年は状況が許せば、対外的な事業を再開し、地域が元気になるような取り組みをしたいと思います。また、現在の工場は手狭なため、将来的に市内移転を考えています。生産効率を向上させ、福利厚生施設を充実させるとともに、災害時に避難者を受け入れるなど、地域に開かれた工場にしたいと考えています。今年はその準備の年にしたいと思います。

従業員が頑張れるのは、家族をはじめ周囲の支えがあるからです。家族との時間を大切にしてほしいですし、会社としても応援していきます。常に感謝の気持ちを忘れず、謙虚な姿勢で、従業員と共に成長しながら皆さまに愛される企業を目指してまいります。